女性の医療脱毛

前日または当日にカミソリか電動シェーバーでシェービングをお願い致します。剃られた後は明るい蛍光灯のもとでチェックをお願い致します。関節部分、カーブしている部分は剃り残しが多くなりがちです。
タトゥー、隆起したホクロ、3㎜以上のホクロや傷等がある箇所は基本的に避けての照射となる場合があります。
剃り残しのシェービング料金は一カ所につき1,100円になります。剃り残しにつきましては、1部位につき1割未満の剃り残し対応は無料となります。

施術後の赤み・かゆみ・腫れ

主な原因はレーザー治療による熱が原因の毛穴の炎症です。2日程度はこのような炎症反応が残ります。
特に毛が太く濃い部位にはレーザーの熱が集中するため症状が出やすくなる傾向にあります。

対処法

施術直後にクーリング（冷却）を行い、炎症を抑える外用薬を処方します。

やけど

とくに肌の色が濃い部位およびレーザーの出力を上げた場合に皮膚への影響が大きく、やけどになりやすい傾向です。

対処法

毛乳頭細胞を変性させるのに充分なエネルギーを与え、皮膚には影響を与えにくいレベルとなるようレーザーの波長と出力を適切に切り替え、やけどを予防します。また、施術直後の肌を観察し、万が一の際は医師が診察・治療を行います。
日焼けはやけどのリスクを高めます。日頃から日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をお願いします。

毛包炎

レーザー照射により肌のバリア機能か壊れると、毛穴から細菌が入り込み炎症を起こすことがあります。毛穴に一致して、赤み、腫れ、膿疱（化膿）などが出現します。

対処法

　抗生剤含有軟膏/クリームの外用、症状に応じて抗生剤の内服を行います。

硬毛化

いわゆる「肌トラブル」とは少し異なりますが、硬毛化も医療レーザー脱毛の副作用としてよく知られています。
硬毛化とは文字通り、脱毛を受けることで逆に毛が太く硬くなってしまうという症状のことです。増毛化とも呼ばれます。硬毛化の原因・メカニズムは、明確には解明されていません。
熱が十分に届かず発毛組織を破壊しきれなかった場合に、ごくまれに毛細胞が熱刺激によって活性化してしまうことで起きるとされています。産毛や細い毛はレーザーが反応しにくいことから、特に硬毛化が起きやすい傾向にあります。硬毛化が起きても、改めてその毛にレーザーを照射すれば、きちんと脱毛を完了することができます。